日曜日の予想

▼東京12R 目黒記念
ダービーフィズ
オーシャンブルー
マイネルメダリスト
△レコンダイト
△ファタモルガーナ
ムスカテール
△ステラウインド


ダービーもキングカメハメハ産駒の取捨が鍵となりそうだが、近年、キングカメハメハの子供が人気ほど活躍できてないのが東京2500重賞。目黒記念アルゼンチン共和国杯に参戦したラブリーデイは共に5着だったし、ヒットザターゲット、アドマイヤブルー、ケイアイドウソジン辺りも馬券に絡めず、最高はカフナの3着。長距離質のスタミナ問われるレースになりやすい東京芝2500は、中距離質のスピードとキレを活かしたいキングカメハメハ産駒にとってあまり得意な条件とは言えない様子。


代わりに活躍しているのが、ステイゴールドゼンノロブロイなどの切れないサンデーや、マヤノトップガンマンハッタンカフェなど自身が春の天皇賞を勝っているスタミナ血統の馬。ダービーフィズマンハッタンカフェの近親で、父がトーセンジョーダンジャガーメイルを輩出したジャングルポケット。広いコースのスタミナレースでこそ持ち味開花しそうな血統馬。


相手で面白そうな気がするのが、ステイゴールドの7歳馬2頭。マイネルメダリストは昨年の覇者だし、オーシャンブルールメール騎乗にも関わらずまるで人気がない。高速決着になりそうもないメンバーなだけに、ナカヤマナイトのような激走があってもおかしくないかも。


あとは近年の春天で活躍馬出すハーツクライ産駒レコンダイト、長距離になればなるほど成績が落ちるディープ産駒にも関わらず、ステイヤーズステークスダイヤモンドステークスで好走した異色のファタモルガーナ、このレースに実績あるマヤノトップガン&ゼンノロブロイを。馬連6点、三連複◎→◯▲→△、◎→◯▲のワイドで。



▼東京10R 日本ダービー
サトノクラウン
リアルスティール
ミュゼエイリアン
サトノラーゼン
△タンタアレグリア
ミュゼスルタン
ドゥラメンテ


オークスが上位4頭ノーザンファーム独占だったので、ダービーもノーザンファーム独占だったりしてと思ったら1〜5番人気まで全部ノーザンファームとは凄い。馬柱から一番買いたくなるのはリアルスティールなんだけども、優等生の馬に優等生の福永というコンビでどうもここも勝ち切れないんじゃないかというイメージが強い。ドゥラメンテ皐月賞の勝ち方はたまげたけど、いかにも危なっかしいレースぶりで、素晴らしいパフォーマンスを見せた馬が、次走人気を背負ってあっさりコケるというここ最近の競馬の流れを見ると、これに飛びつくのも違和感アリ。


となると、他にダービーを勝てそうな資格のある馬はサトノクラウンただ一頭。凄まじいキレで勝利した東スポ杯、外外からねじ伏せた弥生賞、異なる資質を問われる2つのレースで無敗を守った内容は、この馬の総合力の高さを感じさせた。何より信じがたいのは、あれだけ高いパフォーマンスを示した馬が、日本競馬の主流ではない「非サンデー」であるということ。ラストタイクーンの系統である父マルジュは、ジャパンカップで好走したインディジェナスを輩出しているものの、日本のクラシックレースで通用するような馬をコンスタントに輩出するような種牡馬ではないはず。サンデーサイレンスディープインパクトが主流の現代日本競馬において、サンデーの血が1ミリも入ってないサトノクラウンは正に「異端の血脈」。たまにはこういうわけのわからん血統の馬が勝ってくれた方が面白い、という気持ちで本命にする。未だG1馬が誕生してないサトノ冠ということもあり、オッズもつくし。


相手はやはりマイナスのないリアルスティール。穴としては近年のダービーで有利な1枠の2頭と、ミュゼの2騎。特にミュゼエイリアンは昨年人気薄で3着したマイネルフロストの母父グラスワンダーが入ってるし魅力。リアルスティールドゥラメンテの両方吹っ飛ぶということはなさそうなので、サトノクラウン→穴馬→二強という組み合わせで三連複と三連単と、サトノクラウン単、印の馬への馬単を。

と思ってたけど、先行力が鍵になってきそうなので、結局◎キタサンブラック→三強→三強、サトノラーゼン、タンタアレグリアポルトドートウィユミュゼエイリアン、アダムスブリッジ、ミュゼスルタンの三連複買いました。