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　メイショウサムソン頭は全く眼中になかったなー。ハイペースの消耗戦になったことも良かったんだろうけど、この距離であそこまでしぶとい競馬ができるとは思っていなかった。完敗。２着エリモエクスパイア、3着トウカイトリック、5着トウショウナイトということを考えると、これからの長距離界はミスプロ系が席巻するのかなぁ。スズカマンボとビッグゴールドも母父ミスプロだったし、ディープインパクトという規格外の馬がいた去年を除くと、ゼンノロブロイ(母父ミスプロ)から数えて4回中3回の春天でミスプロの血を持つ馬が連対。そういえば去年の菊花賞もソングオブウインド、アドマイヤメインのミスプロ1-3着だし、本格的に「淀の長距離はミスプロ」という時代になっていくかもしれない。菊花賞の穴馬はミスプロの血を持つ馬から探してみようか。

　今週はNHKマイルカップだけれど、レース名が「シンザン記念」とかでも別に違和感のないメンバー。もう本気でＧ１を名乗るのはやめた方がいいと思う。とりあえず波乱を狙わなきゃ面白味がない…けど、実質シンザン記念なんだからローレルゲレイロやアサクサキングスが人気で勝っても驚けないかも。ダイレクトキャッチは出走すれば当然有力だけれど、個人的にはダービートライアルに回って欲しいこともあり保留。となると…うーん…イクスキューズかなぁ…。ローテーションの無茶さは気になるけど、このメンバーなら実質能力上位ではないかと思える部分もあり、人気薄なら買ってみたい。横典だしなぁ。

金満血統王国 Blood Calendar どすこいサムソン編
田端 到 斉藤 雄一