金曜日の予想

 ジャパンカップダート、ダート戦にしては妙に末脚切れる馬が集まったなぁという印象。アメリカの馬がどういう競馬をするのかわからないけど、テンから飛ばす消耗戦を仕掛けてきた場合、こういう切れ味自慢の連中は不安だなぁ。そんな中、日本馬では唯一と言っていい正攻法の先行底力タイプが、フリオーソ。ハイペースを自ら動いて突き放したジャパンダートダービーは、レベル高い今年の3歳ダート路線にあってもかなり出色の内容だったと思うし、アオり気味のスタートから引っ掛かりっぱなしだった前走でも2着を死守したのは高い能力の証明。地方で強い競馬をする馬というのは基本的に中央の軽いダートでは割引と考えているけど、父アジュディケーティングアジュディミツオーよりは中央への適正あるだろうし、フリオーソは「地方で強かった」という理由で人気の一角に押される状況ではないというのがいいところ。この人気なら「対応する」方に賭けても、十分リスクに見合った投資になるのではないか。インをロスなく回って早め抜け出し、あとは内田の豪腕で持たせるような場面を期待したい。本命フリオーソヴァーミリアンは地方での強さが異常に突出しているので、やはり地方の深い砂が合うタイプか。相手には買わなきゃいけないだろうけど押さえぐらいにしておく。フサイチホウオーは本当にやってみないとわからないけど、一貫したペースというのは合うはずで、条件好転には違いない。まぁでも初ダートの馬にジャパンカップを勝たれるんじゃあちょっと酷いし、やはり単勝買いたいのはフリオーソの方ということで。


 明日は午後から出かけるし、あまり気合を入れたいレースというのもない。東京9Rはブライアンズタイムが勝ってJCDの布石になるように、マイネルアワグラスマイネルラヴェル絡みの三連単でも買っておこう。東京10Rは「距離短縮で買う」と言っていたタケデンイーグルが再び大庭で内枠。買うっきゃない。相手がさっぱりわからないので、単複のみ。京阪杯もよくわからないなぁ。とりあえずサンアディユが57キロ背負わされるのは凄い。セックスアローワンスを考えると59キロ。気付いたのは、「セックスアローワンス」って言うと、とにかく気持ちがよいということ。セックスアローワンス!セックスアローワンス! あと何となく東京1Rで池崎君の初勝利がありそうな気がしている。