日曜日の予想

阪神10R 宝塚記念
サクラメガワンダー
アドマイヤフジ
エイシンデピュティ
メイショウサムソン
アルナスライン
アサクサキングス

 普通に考えると体調も良さそうで崩れそうもないメイショウサムソンと4歳3騎が中心だろうが、そこまで盤石でもないような気も同じくらいするので、やはりここも穴狙いに徹する形で。本命はサクラメガワンダー。「関東輸送の全くダメなスローの差し馬」という認識だったが、カシオペアステークスやアンドロメダステークスでは一貫した流れを前で踏ん張っており、ようやくロベルト系の本質である持続力に目覚めてくれたか、という印象。前走金鯱賞は正直勝てると思っていたが、中京コースにしては流れが落ち着いた前残りの一戦で、「現在の持続力シフトのロベルト系メガワンダーには向かなかった競争」と屁理屈的にとらえておくことにする。関西圏のG1出走はこれが初めてだが、阪神芝は(3.0.0.1.1)の巧者で、輸送のない関西圏のレースでは未だに掲示板外なしの安定力を誇る。重馬場適正に関してはよくわからないが、後続が差しづらい馬場になれば、前々から持続力活かして粘りこめる分、逆に良さそう。距離に関してもやってみないとわからないが、有馬・宝塚に強いロベルト系だし、グラスワンダーシルクネクサスという非根幹距離の底力勝負に強い馬も出している。血統的な好走の下地は十分あるのではないか。


 と、ちょっとどろこじゃなく強引すぎる予想になってしまったが、とりあえず「今のメガワンダーなら底力勝負にも対応可能」、という評価を根拠として馬券を買ってみたい。相手筆頭はG1で馬券になるとしたらここがラストチャンスかと思うアドマイヤフジ。こちらが本命でもよかったのだが、明日の馬場だとさすがに大外回って差し込むのは苦しいかもしれない。あと清水成駿をはじめとして、フジを穴馬として挙げてる人が多すぎるのも気になるところ。でもここからの馬券も買っておこう。あとは馬場悪化で前残り警戒のエイシンデピュティと人気勢。ロックドゥカンブは休み明けとはいえ先行内有利の東京馬場で、マークしたホクトスルタンもとらえられず、フォルテベリーニに詰め寄られてしまうのでは、G1で人気するにはちょっと心もとない。距離実績とロベルト系という点では買いたくなるのだが、「南半球産馬信頼しない同盟」の一員(いつできた)として、ここも外しておきたい。馬券は◎○のどちらかが三着以内にくれば当たるような買い方で。