土曜日の予想

 新年始まっていきなり横山典が戦線離脱っていうのは痛すぎ。「この人が乗って負けるなら仕方ない」と思える騎手は関東では貴重なだけに、何だか心の拠り所を失ったような気さえする。特に自分の場合単勝を主力にしているわけで、信用して頭から買える騎手の離脱は収支に直結してきそう。馬は良くても乗ってるのが勝春や大先生や蛯名じゃあ、勝負の手も縮んでしまう。柴山は結構乗れるけどすぐにローカルに行っちゃうし…内田博はたまにしかこないし…。岩田早くこないかなぁ。本当にくるのかなぁ。

 

・中山1R ☆
 ケイアイカルディナの前走は多少ペースが速かったにしても、手ごたえの割に追って物足りない。これならば初ダートだが、サクラモサの方が先行して味がありそう。騎手は当然大いに不安だが、人気薄ならまぁいいかという感じ。単勝とロイヤルフェアリーへの馬連

 

・中山2R ☆
 芝で甘いサンデー産駒が中距離ダートに転戦ということで、シャラポワが走ってくるパターンか。相手は普通に選べばアジアンティックだが、ケイアイステルスの下ケイアイチャームはダート適正ありそうでちょっと狙ってみたい気もする。多分見だが、買うならケイアイの単。

 

・中山3R ☆
 ストーミーカフェの弟パワーコレクターが出走。前走も関西馬相手に出遅れながらよく差を詰めてきたし、関東のここに入れば能力上位か。ダートも苦にしなそう。ただ太目なのは明らかだし、断然人気ではどうかなぁという感じはする。サンパレスの前走は出遅れて1角から早くもマクっていくという無茶苦茶な競馬。その割に0.6秒差の5着に残っているのは恐ろしい。こっちもかなり太目だと思うが、同じ太目を買うなら人気馬より人気薄の方だろうか。ダート替わりのクロフネ・シルクスターシップも気になるがこれも太目。まぁとりあえずサンパレスには注目しときたい。

 

・中山6R
 軸馬ならメジロカールでよさそうだが、頭という感じはしない馬で相手も絞れず。見パターン。

 

・中山7R ☆☆
 能力だけならサクラビジェイが飛びぬけているが、鞍上が例によって関東でも指折りに追えない小島ジュニア。ただここは能力の割に人気が落ち着きそうで、妙味を感じるところではある。休み明けだが坂路の時計は出ているし、普通に回ってきてもらえれば勝つと思うのだが…。勝負はできないが、鞍上には目をつぶって単勝買い。

 

・中山9R 呉竹賞
 フェアリーSダート編だが、まぁわからない。強いていうならコスモスカイラインかなとも思うが…。見。

 

・中山11R アレキサンドライトS ☆☆
◎カオリノーブル
タガノゲルニカ
タイラントシチー
 タガノゲルニカの前走はこのクラスではちょっと格が違ったという感じだったし、ここは準オープンとはいえメンバーも楽な部類。まず通用するだろう。ただカオリノーブルのハイペース逃げを、自分から動いて捕らえられるほどの地力の裏づけとなるとまだ疑問符がつく部分はあるし、この枠だと動くに動けなくなるような展開も十分ありうる。本命は別の馬に譲りたい。トーセンブライトアルファフォーレスは基本的に人気で信頼ならんタイプなので、レースの主導権を握るカオリノーブルが本命。とにかく速いペースで逃げて、後続に脚を使わせるのがこの馬のパターン。去年はボニヤとかいう変な外人が溜めて先行するという愚策をやらかしたこともあったが、強気な石橋脩なら期待に沿った騎乗をしてくれそう。この舞台で逃げを打たせたらそう簡単には捕まらないが、ただタフな中山1800は逃げタイプが案外苦戦するのも事実。よって単勝というチョイスはできず、勝負レースからは除外。タガノゲルニカと、いかにもどさくさで差してきそうなタイラントシチーへの馬連2点だけ購入する。

 

・京都10R 羅生門S ☆☆
ジョイフルハート
○ビービーバーニング
▲マルカフレンチ
サンライズビート
 2006年の短距離ダート界を席巻しそうなジョイフルハートの復帰戦。今回はノド手術明けという不安を背負ってはいるものの、暮れの坂路で相変わらずの好時計。このクラスでは立ち止まってくれそうもない。相手は力量的にはマルカフレンチ…マルカが強気に乗りすぎれば、後ろのビービーバーニングとサンライズビート…というような読みぐらいしかできない。ジョイフル頭でこの3頭への三連単でも買うべきか。

 

 明日も勝負レースを作れないままずるずる負けるパターンが匂ってきているので、しっかり自制したい。万葉ステークスは菊花賞でも本命にしたマッキーマックスに頑張って欲しい。長距離は久々だし斤量も楽。どうにか春天の惑星候補に。