土曜日の予想

　フェブラリーステークスの一番人気はブルーコンコルドだろうが、経験則から「地方で強いレースをしても中央の競争にはあまり結びつかない」ということが言えるし、何より騎手が全く信頼の置けないあの人というのが買う気を失せさせる。幸騎手に同じような印象を抱いている人は多いだろうと思うので、一番人気とはいっても単勝3倍ぐらいの、ある種「美味しい」とさえ思えるオッズになるのだろうか。そういえば去年のフェブラリーＳも「カネヒキリは芝スタートだと出遅れるから…」という不安説が蔓延し、完全な逆張りムードになった。が、結果はカネヒキリの圧勝。単勝2.7倍はつけすぎの感すらあった。本命馬に不安が集まれば集まるほど意外なくらいスンナリおさまってしまうＧ１、それがフェブラリーステークスというレースなのかもしれない(アグネスデジタルの時もそんな感じだったように思う)。しかし自分の場合元々ブルーコンコルドに中央Ｇ１で主役を張るだけの力はないと思っているので、主役級の馬達が抜け、押し出される格好での1番人気に押される今回は完全に馬券から外して考えたい。近走で砂の深い地方のレースにしか良績を残せていないのも非常に危なっかしく感じる。東京での時計勝負、軽いダートの適正ということを考えると、ブルーコンコルドよりはシーキングザダイヤ、シーキングザベスト、サンライズバッカス、人気を考えるとメイショウバトラーも7歳牝馬ながら面白い存在のように思える。馬券はこの辺りで。

・東京8Ｒ　☆☆☆
◎サンデーコバン
○ワキノムテキ
　前走でこのクラスなら一枚上というレースをやったサンデーコバンが普通に本命で良さそう。差し馬向きの東京1600なら出遅れても間に合うし、前走よりもメンバー落ちるここで連を外すというのはちょっと考えにくい。相手は東京なら黙って買っとけのデピュティ系、ワキノムテキ。この馬にしてもジリっぽいし正直あまり買いたくはないんだけれど、とにかくメンバーレベルが低そうなので、このくらいの馬でも馬券になっちゃうかなと。馬連、ワイド一点。　春望ステークスはちょっとわからなさ過ぎる。能力ならマルブツリードかなと思うけど、ハイペースでも斬れる脚が使えるのかどうか。こういう時は吉田弟でも買っとけばいいんじゃないか。プリンスコウベ、サンデーストリーム、マルブツリード、テイエムザエックス、アグネストラベルに目をつぶって流し。クイーンステークスはベッラレイア除外で興が殺がれた格好。東京1600なら親が死んでも買え、のフジキセキ産駒シャルロットノアルに期待か(そんな格言はないけど)。２歳の早い時期から活躍できるダンスは重賞でも買い続けていいらしいので、カタマチ−ローズのダンス丼で終わるかもしれない。馬券は買わないけど。京都記念は59キロでもアドマイヤムーンではないか。でも妙味はないので、あえてトリリオンカットから。久しぶりに「2200のチーフベアハート！」が炸裂したりしたら面白いので、エアセレソンも買っておく。