やはりフェブラリーステークスは常識的な範疇におさまるG1なのか。結局は既成勢力から上の馬が抜けただけという結果に終わり、「新王者誕生!」というよりは「あの馬が出てればなぁ」というムードが残った。本命に推したメイショウバトラーは、かなり速いペースを追走した割には直線一瞬「おっ」という所があったし、7歳牝馬ということを考えれば十分健闘したと言えるのではないだろうか。納得のいく戦い方をしてくれたし後悔はないが、やはり決してG1級とは言えない牝馬が、牡馬に混じってG1で好走というのは相当高いハードルなのだろう。この辺りでもう少し冷静な評価をくだすべきだったかもしれない。また時計の出る馬場のG3で買おう。サンライズバッカスブルーコンコルドともに「ふーん」という感じだが、驚いたのは3着のビッググラス。上がりのかかる展開で突っ込んだだけに見えた根岸ステークスの内容から、今回の高速決着に対応する術はないだろうと思っていたが、まさかの激走。これはもう条件戦で走っていた頃とは違う馬と考えた方がいいかもしれない。現状ダート路線は層が薄いということもあり、次にどこを使ってきても注目の一頭。ヒヤシンスステークスは結局フェラーリピサの210円を買うのもなんだかなという感じで見してしまったが、こちらの想像以上の高いパフォーマンスを発揮し完勝。いくら時計の速い馬場とはいえ、1.35.9とは…。ついにフェラーリ&ピサノ冠から大物誕生か。そういえば馬名からして気合が入っている。血統的にも東京マイルがドンピシャの馬だし、これはユニコーンステークスでも崩れることはなさそう。でも芝路線にいっちゃうんだろうな。終わってみれば予想の◎○で決着しているが、フェラーリピサからぶつける相手としてピサノデイラニを今一つ信頼しきれなかったというのがあるのでまぁ仕方ない。最近は予想が当たってるレースを見して負け続けているので、もっと思い切って買っていいんだよ、と自分に言い聞かせる。

 

 「韓国馬事会杯を芝1200にするなんてな!」の来週は、ずっと出走を待ちわびていたキャスティングがついに復活。10ヶ月ぶりの出走となるのでいきなりは酷かもしれないが、500万下を勝った時の内容が騎乗がメチャクチャな割にかなり強く見えたので、今の1000万下なら楽に突破できる能力あるはず。人気の出ないうちに買う。中山記念は例年結構好メンバーだった気がするが今年は…。楽しみなのはベッラレイアの2戦目ぐらいか。来週キャスティングを買うために今週を生き延びたい。