日曜日の予想

 土曜はボロボロ。もう金輪際馬券が当たる気がしなくなってきたが、こういう修行だと思ってがんばることにする。さて、今日のアーリントンカップで本田さんが四位に差された時、誰もが感じた「あーあ」感。この「あーあ」感、前にもどこかで…と思ったら、それは丁度去年の同じ日、松永幹夫がセイウンワキタツでの勝利を逃し、メモリアル勝利を挙げるのは厳しいなと思った時に感じた「あーあ」感と全く同質のものだったのだ。その後、競馬の神が我々に何をもたらしたかは皆さん周知の通り。「まさか二年連続で」、競馬の神はそんな我々の常識的思考の間隙をつくのがお好きだ。ここはニシノデューから行くしかないと思っている。改装後の阪神は内枠の先行馬というだけでかなりのアドバンテージがあるはずなので、そう無茶な狙いでもないはず。馬鹿げたドジョウすくいになる可能性も多分に孕んでいるが、少なくとも直線入り口までは楽しませてくれるだろうし…。馬券が全然当たらないので、今はそういう一瞬の盛り上がりにでもすがりたい。一方の中山記念はどうも面白そうな感じがしてこない。メイショウオウテが伊藤雄調教師最後の重賞の割に案外スルーされ気味なので、阪急杯のニシノデューを買うならこっちの単勝も買っておこうか。

 

・中山10R 鎌ヶ谷特別 ☆☆☆☆
◎キャスティング
トップガンマン
マイネルトイフェル
△シャコーミリオン
パピヨンシチー
 明日はとにかくこの馬を買いたいというキャスティング。今回と同じ舞台の中山1800で500万を勝った時の内容が、1角最後方から2角で一気に先頭まで押し上げ、そのままマクり切らずに二番手キープ、その時点でかなり脚を使っているはずなのに4角で先頭に踊り出るとそのまま最後まで押し切ってしまうという、かなりのスタミナとパワーを感じさせる勝ち方だった。しかも2着、3着馬はフレンチウォリアー、ピースオブレグルスだから決して弱い相手ではない。ピースオブレグルスがその後1000万クラスでエイシンラージヒル、シルクヒーローの2着になっていることを考えると、この馬を一蹴したキャスティングにとって1000万突破はそう難しいことではないだろう。3歳のダートオープン戦では今一つ結果が出なかったが、出遅れなどあった割にそこそこの競馬はしているし、関東のこのクラスならいきなりからでも狙って面白い。長期休養明けだけに過信もできないところだが、とにかく人気のない内に買っておきたいということもあるし、ここは単複勝負。こういう気合を入れた馬に限って無駄に見せ場を作って4着とか、ありがちだなぁ。

 

・中山8R ☆☆☆
オンシジューム
トワイニングイモン
▲ジェイケイボストン
△フロイデタンツェン
 この組み合わせならオンシジュームのスピード能力で押し切り可能か。ニ走前にナカヤマパラダイス、トーホウカウンター、グリーンアラモード辺りの強敵相手に健闘しているし、メンバーレベルが低くなっても変わらず恵量というのがいい材料。減量騎手起用も「行くだけ行く」という腹づもりがあってのことだろう。逃げ切り期待で単勝勝負。相手はフロイデタンツェンが当然有力だが、人気を背負わされるのは若干厳しい枠順ということもありやや狙い下げ。セオリー通り外枠の馬を買ってみる。特にトワイニングイモンは中山1200で買わなきゃいけない「外枠のトワイニング」。◎の単複、馬連3点。