土曜日の予想

 ものすごい抜けた人気だろうけど、中山10Rはピサノデイラニで仕方ない。休み明けで実質トップハンデを背負いながら「これ、エルムステークス?」というような時計で走ってしまった前走。中山コースに替わるのも全く問題ないし、ちょっと1000万クラスでは逆らいようがないのでは。突然発狂でもしない限りは堅い軸馬と思える(藤沢厩舎だけにないとも言えないけど)。おとなしく本命視。相手探しの一戦となるが、オッズ的にそう何点も買うわけにはいかないだろうと思うので、ここは一点にぶつけたい。推したいのはやはり春にピサノデイラニを下しているエスケーカントリー。中山1800への適正が未知だけれど、ティンバーカントリー×アサティスという血統の字面だけを見ればスタミナ抜群の中山向きホースのイメージはできるし、東京より強い競馬をしてしまう可能性は案外あるのではないか。今回は四の五の言わずにこの一点で。3着の穴ということならスズカイエロー。斬れないがバテない馬だろうし、ピサノデイラニの速い逃げに追いかけた組が総崩れになるようならこういう馬の出番があるかも。◎ピサノデイラニエスケーカントリー▲スズカイエロー。

 

 中山メイン・セプテンバーステークスで珍しく芝にも手を出してみる。本命はヒシフェアレディ。昨年の夏は一クラス上のNSTオープンでも快速の逃げを打って3着に残したように、7歳牝馬とはいえ時計の速い馬場での粘り込みには一日の長がある。2月の山城ステークスの内容などを見ても準オープンを勝つだけの実力は備えているはずだし、適正外の距離で一叩きし、理想的な枠を引き、人気も皆無とくれば、穴の香りが濃厚。相手はドラゴンウェルズがそう信頼できるとも思えないし、他の馬に至っては皆目見当もつかないので、思い切って馬連・ワイドの総流しとする。単複も。