マツリダゴッホは「スローではいらんだろ」と思っていたのであえて予想の印は回さなかったんですが、ダイワスカーレットが持続力勝負になっても強いような感触はあったしちょっとは抑えようという気持ちはあって、で、WINSに行って馬体重を見たらゴッホが+12キロじゃないですか。「前走過去最高体重でボロ負けなのに、さらに2ケタの馬体増〜?いらんだろ、これは」つって。バッサリいっちゃいましたわ。





馬体重なんて、二度と気にしない。





 ほんともう、馬の体重とかどうでもいいですわ。オカルトですわ。ゴッホ頭という意識はまるでなかったけど、馬連を500円でも抑えていれば今年プラスで終われたのになぁ…。まぁでも、この辺りが自分の今の馬券力の限界なんでしょうね。ただ今回は当初の本命予定だったロックドゥカンブを蹴っ飛ばすなど、自分なりに結構攻めの予想をしたという感覚があって、払い戻しを受けられなかったのは痛恨としても、予想で戦ったこと自体に充実感はありました。やっぱり競馬は常に前例を繰り返しているようで、日々新しいものが生まれているっていうのか。過去のパターンを踏襲するのは大事だけれど、それだけではダメだな、ということを痛感したレースとして、2007年の有馬記念は自分の心に刻まれることでしょう。今回のレースは何というか、「マツリダゴッホを買おう」という思考の人はダイワスカーレットウオッカを真っ先に削ってて、「ダイワスカーレットを買おう」という思考の人はマツリダまで手が回らなかったみたいな、本命志向と穴志向の人の死角同士の決着だった気がするんですよね。で、終わった後に「その死角をカバーするためには…」みたいなことを一緒に見に行った人達で話し合って、競馬に抗うためにしなければいけないことを再確認できたような気がします。一度は買おうと思っていた馬を消して馬券を取り逃してしまい、精神的にも金銭的にも非常に「痛い」負けを喫してしまったけど、この痛みを乗り越え、来年こそは、必ず「競馬を倒す」!