土曜日の予想

　一週間競馬がない間に過去の反省点を洗い出し、「あ、なんか負ける気がしねぇ」という最高のモチベーションで挑むもやっぱり当たらずというのが自分にとっての金杯。今年もほんとわけわからんなぁ。中山金杯はとにかくスタミナ寄りのレースで、上がりのかかる展開に強い馬を買えばいいってのは間違いなさそうだから、シルクネクサス、サイレントプライド、ヤマニンアラバスタ、アドマイヤフジ、グラスボンバー辺りか。アサカディフィートも当然買わなきゃだけど、今年は前走勝っちゃって注目度も高いし微妙。この条件走るというのはわかりきってるけど、だからといって単純に買いというのでは安易すぎる気もする。エリモハリアーとかスマートボーイとか、同じ条件で何度も穴を開ける馬って、ぶちかます前になんか「今回は無理でしょ」感が必ず漂ってると思うんですわ。前走ボロ負けかなんかで、「この条件走るのはわかってっけど、前走が負け過ぎだし、今回は無理でしょ。タハハ」って思わせて人気を下げといて一発、みたいな。大概そんな感じ。だからこういう空気の時は「無理でしょ馬」をあえて買うっていうのが面白くなるけど(「無理でしょ」理論)、今回のアサカディフィートには全然「無理でしょ」感がない。むしろすごーく好走しそう。でも、だからこそ買わない！ ふぅー、間一髪トラップ回避。あぶねぇあぶねぇ。こういう「買えそうなのが見え見えだけど、実は危ない気がする馬」を、キルトクールに対抗して、カラメトラレールと名づけよう。見え見えの穴馬に手を出す事、それは競馬に絡め取られることだ！(言ってはみたものの、全然続く気がしない)。長々と書いた割にやる気がないので、馬券は上の5頭の馬連・三連複ボックスでいいや。

　京都金杯はディアデラノビア、キンシャサノキセキ、サクラメガワンダー、アドマイヤオーラ辺りの人気になってる切れ馬の逆張りで、エイシンデピュティの押さえ込みに期待。クランエンブレム、エイシンドーバー、タマモホットプレイ、カネトシツヨシオー、フィールドベアーが相手。

・中山８Ｒ　☆☆☆
◎ピサノヨシツネ
○ゴールドオアシス
▲ジェットバニヤン
△ディスパーロ
△ゼンノスカイブルー
　休養前にかなり金を突っ込まされたけど、もう一度ピサノヨシツネに期待。丁度二年前の初春賞の勝ちっぷりが強く、能力的には1000万では常に力上位ぐらいの馬のはず。いつもあのぐらい走ってくれればいいのに、ピサノの馬ってどうも気合の入ってないのが多いんだよなぁ。まぁ今回は一番人気にならなそうなので、もう一度騙されてみよう。相手は普通なら外枠先行のジェットバニヤン、ゼンノスカイブルーだが、逃げ馬に優しくない中山1200だけに、競り合って共倒れということもありそう。というわけで相手本線は前走インを突いて物凄い伸びだったゴールドオアシス(＆大庭)。さすがにあそこまで綺麗にインを割ってこれるかどうかは微妙だが、前走よりも中団につけられれば一気の差し切りも可能。応援してるのに中々馬券のタイミングが合わない大庭騎手と、2008年こそ呼吸を合わせたい。軽ハンデ馬ディスパーロも、前に負荷がかかる流れなら。◎の単勝、◎から馬連流し、◎○二頭軸三連複。