土曜日の予想

 桜花賞トールポピー、オディール、リトルアマポーラがある程度抜けた人気を形成しそう。確かに三頭とも安定しているし、この組み合わせの中で決まると考えるのが妥当なところかなぁ。エイムアットビップの巻き返しなんて如何にもありそうなんだけれど、ちょっと安易すぎるか…。追い切りなしで大一番に臨むブラックエンブレムは、多分オールドファンには「G1なめんな!」みたいな理由で嫌われるんだろうけど、小島調教師の堂々たる持論を読むと、全く新しい流れがここから生まれてもおかしくない、むしろ生まれて欲しいと思える。今年は関東馬優勢の流れもあるし、何かやらかすならブラックエンブレムに限らず関東の馬に期待するべきか。アネモネステークスを勝ったソーマジックも悪くないが、これなら苦しい大外枠から差の無い競馬をしたシャランジュの方が評価できる。でもまた外枠…。ここにきて自分の中で不気味さを増してきたのは最内デヴェロッペ。スピード生かして逃げてこその馬なので、中途半端な競馬をしてしまった前走は参考外にできるし、今回ポルトフィーノがモロに引っ掛かったり、武さんが思い切って行かせたりしなければ楽に単騎逃げが成立しそう。有力どころが全て後ろからの脚質なので、後続が人気馬の動き出しを意識してる内に、あれよあれよとセーフティーリード…なんてことにならないだろうか。まぁトールポピー=オディールみたいな馬券を買う気もしないので、直線半ばまでは確実に楽しませてくれそうな逃げ馬に賭けるのも悪くない。本命デヴェロッペ!(か、ブラックエンブレム)


・中山11R ニュージーランドトロフィー
◎アサクサダンディ
○ロードバリオス
サトノプログレス
アロマキャンドル
スペシャブレイド
ゴスホークケン
 ゴスホークケンの朝日杯は優秀な内容だったが、今回はメンバー強化に加えて同型脚質のスピード馬も揃っており、外枠から自ら動いて先行馬をつぶしにいかなければいけない苦しい競馬が要求されそう。気分次第で突如としてプッツンするストームキャットの系統だけに、あまり過信するのもどうか。ここは「買うとしても抑え」ぐらいの評価にとどめておく。期待はアサクサダンディ。今年に入ってからのレースぶりに実に安定感があるし、前走も追いづらそうなコース取りながら最後猛然と脚を伸ばして4着。前残り決着だったことを考えると、やはり地力を感じる。鞍上にアンカツを配したのも勝負がかりか。相手はゴスホークケンの行方不明に期待して、内枠の人気薄先行馬をピックアップ。特にロードバリオス毎日杯は、道中自ら緩みないラップを刻んで0.6秒差と評価できる。速い流れの底力勝負は歓迎。同型のダンツキッスイよりスピードありそうだし、うまく先手がとれれば十分一発可能だろう。◎と○の単勝勝負で、あとは◎○本線厚目に馬連・ワイド。ゴスホークケンの抑え馬券もオッズ次第で。