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非根幹距離に強い種牡馬と思っていたグラスワンダー産駒。スクリーンヒーローも買うならJCより有馬だろうという感じがしていたが、まさか東京2400で勝ち切るとは…。しかしJCとしては中盤が近年では最も緩んだ瞬発力勝負で、有馬向きの底力資質が測られたとは到底言い難い。これでJCとは全く質の違う削り合いになるであろうレースに対応したら、本当に一流クラスの馬ということになるが、そこまでスペシャルな馬かなぁ…という気はやはりしてしまう。まぁ単純に有馬とは無関係の瞬発力勝負をやってきてそこそこの人気を背負うのだから、「完全に無視」という方向で決め打ちした方がわかりやすいかも。消し。
去年圧倒的な人気を背負ったが、前にすらとりつけず惨敗。厳寒期に体調下降というキャラがここにきて急に変わるとも思えないし、全盛期も過ぎた。と、間違いなくみんなが思っているので逆に買い！ みたいな気持ちにもなれない。消しで。
【アルナスライン】
メトロポリタンステークスで驚異的なパフォーマンスを披露してからは、その反動なのかどうにも歯がゆい感じの馬に。開幕週の東京であれだけの能力示し、そのあと重馬場の宝塚記念ではガクンとパフォーマンス落としたことから考えても、時計の出る軽い芝がベストという馬だろう。パフォーマンス落ちるであろう中山替わりであえて買いたい理由はない。消し。
有馬に出てきたら買いたいと3歳時から思っていた馬だが、前走見ても完全に全盛期の凄味が消えた。もう少し強気な競馬をすれば…という感じはしたが、それでも3歳牝馬相手に底力ベースの流れで完全な力負け。家賃が上がって買いたいという雰囲気はなかった。血統からは消耗戦ばっちこいという感じで、血統ビーム亀谷さんの推奨もわかるが、近年有馬で幅を効かせているのはサンデー系のスタミナ馬で、ノーザンダンサー系は一昨年のポップロック以外は全く馬券になってない（そのポップロックも母父はサンデー）。今年の陣容見てもSS時代はまだ続きそうだなというのと、前走で全盛期並のパフォーマンスを発揮できなかったという点で、あまり積極的に買いたい感じはなくなった。消し。
